ダイナブックの起動や、アプリケーションの動作が重たいと感じることがないでしょうか。
CPUスペックは良いのに、Windowsの起動は遅いし、アプリケーションの動作も重たい!
これは、ディスクのアクセスに問題があるか、メモリが足りていないなどの原因が考えられます。
そこで、このページでは、考えられる原因と対処方法を4つ紹介しますので、参考にして対策してみてください。
もくじ
遅く感じる4つの原因と対処方法

ダイナブックが、遅いと感じる原因は以下の4つです。
- 遅い原因1:ハードディスクのアクセスが遅い
- 遅い原因2:Windows10のメジャーアップデート中
- 遅い原因3:メモリ不足
- 遅い原因4:ハードディスクの故障
それぞれの対処方法を、以下に説明します。
遅い原因1:ハードディスクのアクセスが遅い
ハードディスクのアクセスが遅いと、Windowsの起動も時間がかかるし、アプリケーションの動作も重くなります。
タスクマネージャーで、ディスクアクセスの状態を確認してみてください。
以下のように100%を振り切った状態だと、動作が遅くなります。

対処方法
劇的な改善案はHDD→SSDに交換することです。
DynabookのHDD→SSD交換方法については、こちらのページで紹介していますので、参照してください。
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私の場合、SSDへ交換することで、Windowsの起動時間が約10分→1分へ短縮できました。
遅い理由2:Windows10のメジャーアップデート中
Windows10のメジャーアップデート処理中は、パソコンの動作が遅くなります。
数ギガバイトのファイルをダウンロードとインストールを行うため、極端に動作が遅くなります。
しかも、完全に終わらないまま途中でシャットダウンすると、次回起動時にまた1からやり直すため、この仕組みを知らない人は、起動毎にそれを繰り返し、パソコン自体が遅くなった錯覚に陥ります。
対処方法
バックグラウンドで、メジャーアップデートを行うと遅く感じてしまいます。
そのため、アップデートが完全に終わってから操作をしましょう。
アップデート処理中か?については以下の方法で確認してください。
スタートメニュー→「設定」から以下の赤枠の「更新とセキュリティ」をクリック

下図の赤枠内にアップデートの情報が表示されます。

また、上記の操作をしなくても、Windowsのタスクバーに以下の赤枠ようなアップデートがあるマークが表示されることがあります。

この場合、パソコンを再起動すると最新の状態になります。(しばらく時間を要します)
遅い原因3:メモリ不足
メモリが不足していると、パソコンの動作が遅くなります。
メモリは、パソコン内のデータを一時的に記憶するための領域です。
メモリ領域が少ないと、仮想メモリにデータを記憶することになります。
仮想メモリは、ハードディスクに作成されますので、アクセスに時間がかかります。
そのため、パソコンの動作が遅く感じてしまいます。
対処方法
メモリを増設しましょう。
メモリには、DDR4、DDR3などの規格があるので、お使いのパソコンの規格を確認して、メモリを選んでください。
Dynabookの増設メモリの探し方/増設方法については、こちらのページで紹介していますので、参照してください。
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遅い原因4:ハードディスクの故障
ハードディスクのセクタに不良があると、データの読み書きでリトライが繰り返されるため、アクセスに時間がかかってしまいます。
通常動作と極端に遅い動作が繰り返し発生する場合は、ハードディスクが故障しているかもしれません。
対処方法
ディスクにエラーがあるかは、ディスクのプロパティからツールの「ドライブのエラーチェック」で確認できます。
下図の「チェック」をクリックしてください。

ディスクにエラーがあった場合は、修理に出すか買い替えとなりますので、最悪の事態を考えて、大事なデータはバックアップを取っておくようにしましょう。
バックアップを取っておくには、外付けSSDがおすすめ。
外付けSSDについては、こちらのページで紹介していますので、参照してください。
まとめ
この記事では、ダイナブックが遅く感じる4つの原因と対処方法を紹介しました。
今回紹介した中で、一番効果が高いのは、HDDからSSDへの交換です。
上述した通り、起動が10倍速くなりました。
以下の記事を参照して、SSDへの交換にチャレンジしてみてください。
