打ち合わせ時に何を話したのか記録しておくために、打ち合わせメモや議事録を作成しますよね。
でも、打ち合わせに一人で参加した場合、自分で話をしながらメモをとるのは大変です。
そんな時に役立つのがICレコーダーです。
ICレコーダーなら、打ち合わせした内容が漏れなく録音できます。
ただ、後から打ち合わせした内容を確認するために、再生して聞き直したり、目的の会話を探すのに何度も聞き直したり、意外と時間がかかってしまいます。
かと言って、ICレコーダーで録音したものを手作業で文字起こしするのも、かなり時間がかかりますね。
では、どうしたら良いのでしょうか?
答えは、文字起こし機能が付いたICレコーダーを使うことです!
そこでこの記事では、文字起こし機能付きICレコーダーを紹介します。
選び方やおすすめの商品を紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
もくじ
ICレコーダーとは?

ICレコーダーとは、音声や音楽などを録音して電子データとして保存する機器です。
電子データをパソコンに取り込んで、パソコンに保存したり、データ加工も可能です。
ICレコーダーと同じような機器にボイスレコーダーというものがありますが、どちらも同じです。
厳密には、音声をデジタルデータとして記録するのがICレコーダー、カセットデープなどのアナログ録音も含むのがボイスレコーダーです。
でも、今はカセットデープなどのアナログ媒体を使うことはほぼないので、同じものと言っても良いでしょう。
ICレコーダーなら自動文字起こしできるものがおすすめ

上述したように録音したデータの内容を確認するためには、再生して確認するので時間がかかります。
文字になっていれば、会話内容の確認に時間がかかりません。
自動文字起こし機能のあるICレコーダーなら、高音質の録音に加えて会話内容の文字化ができます。
会話をメモ程度に残したい場合は、そのままでも良いし、議事録を作成する場合でも、この文字化したデータを使えばかなり効率アップになります。
打ち合わせが多い、議事録を簡単に作成したいなど、お考えの方は、文字起こし機能付きICレコーダーをご検討してみてください。
文字起こし機能付きICレコーダーの選び方
ここからはICレコーダーの選び方のポイントを紹介します。
使用する目的に応じて、ICレコーダーの機能や性能などの違いを確認して選ぶようにしてください。
音質を確認して選ぶ
ICレコーダーを選ぶ際、音質は重要なポイントです。
何を言っているか聞き取れないとICレコーダーの意味がありません。
事前に公式ホームページ、口コミやレビューなどを見て確認しましょう。
また、ノイズをカットしてくれるノイズキャンセリング機能を搭載したモデルなら、クリアに音声が聞き取れるのでおすすめです。
容量、ファイル形式を確認して選ぶ
1日に何度も会議がある場合や長時間の会議で使用する場合は、、録音の容量の大きいものを選ぶようにしましょう。
内蔵メモリだけでなく、SDカードが使えるタイプもあるので用途に合わせて選びましょう。
また、録音データはパソコンで再生してするため、パソコンで再生できる形式であるかも確認してください。
ただ、大概はパソコンでの再生に対応しているので、念のため確認するレベルで構いません。
バッテリーの種類で選ぶ
バッテリーは充電式と電池式の2種類があります。
充電式は電池交換の手間がなく、USBで充電できるものです。
一方、電池式は、乾電池を交換する形なので、充電できない環境でも安心です。
利用スタイルに合わせてお好みのタイプを選ぶといいでしょう。
文字起こし機能付きICレコーダーのおすすめ3選
ここからは自動で文字になる文字起こし機能付きICレコーダーを紹介します。
あなたのICレコーダー選びの参考になれば幸いです。
iFLYTEK VOITER SR302PRO
おすすめポイント
- 文字起こしサービス使用料が不要
- ネットワーク接続不要なので情報が外部に漏れる心配がない
- AIによる文字の自動修正により精度の高い文字起こしが可能
iFLYTEK VOITER SR302PROは、完全にオフラインで使えるAI技術搭載の文字起こし機能付きICレコーダーです。
ICレコーダー本体で文字起こしを行うので、文字起こしサービス使用料がかかりません。
オフラインで文字起こしが完結するため、高いセキュリティ性を保ちながら録音と文字起こしができます。
文字起こしは、AI技術により、笑い声や拍手の音など非音声部分を自動削除、文脈により正確な単語の判断、修正するので制度は高いです。
ICレコーダーだけで文字起こしができるレコーダーをお探しの方にはおすすめです。
iFLYTEK VOITER mini A1J
おすすめポイント
- コンパクトでリーズナブルな文字起こし機能付きICレコーダー
- 話し手ごとのテキスト分離が可能
- 本体のボタンは、電源と録音ボタンのみで操作が簡単
iFLYTEK VOITER mini A1Jは、上記のSR302PROが本体だけで文字起こしができるのに対して、この商品は、スマホと接続して、連携アプリで文字起こしを行うタイプのICレコーダーです。
連携アプリでは、話し手を判断して、話し手ごとのテキストを作成することができます。
複数人での会議に活用できる機能です。
本体のボタンは、電源と録音ボタンのみ。
録音ボタンを押すと録音が開始。
Bluetoothで連携アプリと接続した状態で録音を開始すると、録音内容が自動的にアプリへ送信され、音声の文字起こし結果をリアルタイムで表示できます。
コンパクトでリーズナブルな文字起こし機能付きICレコーダーをお探しの方には、おすすめです。
ソースネクスト AutoMemo S(オートメモ)
おすすめポイント
- 文字起こしや翻訳ソフトウェアを開発するソースネクスト製のICレコーダー
- 文字起こししたテキストを大型ディスプレイで確認可能
- ChatGPTの開発メーカーOpenAI社の音声認識モデルを採用し、文字起こし精度が高い
AutoMemo Sは、文字起こしや翻訳ソフトウェアを開発するソースネクストによる録音した音声を自動で文字起こしできるAIボイスレコーダーです。
文字起こししたテキストを大型ディスプレイで確認できるだけでなく、キーワードのテキスト検索もでき、会議内容の確認も簡単です。
文字起こしには、ChatGPTの開発メーカーであるOpenAI社の音声認識モデルを採用し、精度も比較的高いのが特徴。
録音データはDropboxやOnedrive、Googleドライブなどのクラウドに自動的に同期されるため、データの共有も簡単に行えます。
保存データ件数や保存期間の制限がない点もポイントです。
文字起こし機能を使うためには、別途費用が必要となりますが、1時間/月までなら無料で使えます。
まとめ
この記事では、文字起こし機能付きICレコーダーを紹介しました。
ICレコーダーの内容を聞いて、手で文字起こしするのはすごく時間がかかります。
文字起こし機能付きICレコーダーを活用すれば、文字起こしの作業が大変効率アップします。
文字起こし作業の時短を考えているあなた。
ぜひ、この記事を参考にして、文字起こし機能付きICレコーダーをご検討ください。
最後に今回紹介した商品を以下にまとめておきます。