すっかり定着したWeb会議。
1日に何度もWeb会議をしているという方も多いでしょう。
でも、自席でWeb会議をしていると、周りの人の話声が入ったり、周囲の雑音が入ったりと、Web会議に支障をきたす場合があります。
そこで重要になるのが、マイク選びです。
この記事では、マイクの種類と、Web会議中に周囲の音を拾わないマイク選びのポイントについて紹介します。
Web会議の質や効率を今よりもアップさせたいと考えている方は、参考にしてみてください。
もくじ
Web会議には、単一指向性マイクがおすすめ
Web会議を行うときには、単一指向性マイクを使うのがおすすめです。
なぜ？「ノートパソコンに標準で付いているマイクではダメなの?」と思ったあなた。
答えはYesです。
ノートパソコンに標準で付いているマイクは、思いのほか、周囲の音を拾ってしまいます。
なぜなら、パソコン内蔵マイクは「無指向性」タイプのマイクがほとんどだからです。
無指向性マイクは、全ての方向の音を同じ感度で拾います。
自席の環境が、個室で自分以外誰もいない場合は、周囲の音を拾ってしまうリスクはあまりありません。
しかし、同僚が同部屋にいる場合は、話声や生活音がマイクに入ってしまいます。
個室で一人で作業している場合でも、突然、人が入ってきたり、部屋の外の雑音が入ったりと、Web会議に支障をきたす場合があります。
そのため、Web会議を行うときには、単一指向性マイクを使いましょう。
私は、Web会議を始めた当初、パソコン内蔵マイクを使ってWeb会議を行っていました。その際、良かれと思い、マイクのボリュームを最大にしていました。すると自分の声だけでなく、エアコンの音や周りの雑音も相手に聞こえてしまい、「雑音がひどくて声が聞き取れません」とよく言われたものでした。それをきっかけに、周囲の音を拾わないマイクを探した経験から本記事を作成しました。
単一指向性マイクを使うためには
それでは、単一指向性マイクを使うためには、どのような機器を選べば良いのでしょうか。
以下に解説しますので参考にしてください。
ヘッドセットを使用する
お手軽に単一指向性マイクを導入するなら、ヘッドセットの使用です。
ヘッドセットのマイクのほとんどは、単一指向性。
購入するときに、念のために、確認するくらいで問題ありません。
さらにおすすめは、ノイズリダクション機能が付いているものを選びましょう。
ノイズリダクション機能とは、ノイズを削減する機能のことです。
この機能が付いていると、周囲の雑音をカットしてくれ、自分の声が相手に良く伝わります。
ヘッドセットだと、イヤホンも付いているので、Web会議の相手の声も周りに聞こえないので、周りに迷惑をかけることもありません。
スタンドマイクを使用する
ヘッドセットは頭に装着して使用しますが、それがイヤという方には、スタンドマイクの使用をおすすめします。
Web会議でマイクを使用する場合は、座った状態で一定の方向に向かって話をするため、机上に置いて使用するスタンドマイクが良いです。
スタンドマイクを使う場合、こちらのスピーカーの音が周りに丸聞こえなので、聞かれたくない場合は、ヘッドホンなどと併用が必要になります。
また、スタンドマイクの中には無指向のものもあるので、単一指向性であるかを確認するのを忘れないでください。
単一指向性マイクの種類
単一指向性マイクには以下の2種類がありますので、あなたの用途に合わせて選びましょう。
ダイナミックマイク
隣の人の声を拾いたくないなら、「ダイナミックマイク」がおすすめです。
ダイナミックマイクは、カラオケのマイクとして使われています。
正面からの音を拾う感度が高いので、周りの音を拾いません。
マイクに向かって、話せる環境なら、ダイナミックマイクがおすすめです。
ダイナミックマイクについては以下の記事でも紹介していますので、こちらもご覧ください。
Web会議は周囲の音を拾わないマイクで！おすすめのダイナミックマイク5選
コンデンサーマイク
コンデンサーマイクは感度が高く、レンジの広い音を拾います。
動画配信や、オンラインセミナーの講師側のマイクとして、使われています。
もちろん、Web会議でも問題なく使用できるので、コンデンサーマイクもおすすめです。
あなたの好みで選んで問題ありません。
Web会議におすすめな、単一指向性マイク
ここからは具体的にどのような機器を選べば良いのか、タイプ別におすすめの商品を紹介します。
以下の商品を参考に、あなたにピッタリなマイクを選んでください。
ヘッドセット
サンワダイレクト Bluetooth ヘッドセット 充電スタンド付き
おすすめポイント
- ワイヤレス接続なので、ケーブルが邪魔にならない
- ヘッドセットを置くだけで簡単に充電できる充電スタンド付き
- 長くバッテリー駆動できるので、1日中つけていてもバッテリー切れがない
周りのノイズを軽減し、自分の声をはっきり相手に伝えることができる単一指向性マイクを搭載したヘッドセットです。
ワイヤレス接続なので煩わしいケーブルから解放！
会議中にヘッドセットを付けたまま、電気を付けに行ったり、物を取りに行ったりできます。
しかも、充電できるスタンド付き。
会議が終わったのち、スタンドに置くだけで自動的に充電されるので、いちいち充電する手間から解放されます。
フル充電で、約11時間、通話できます。
そのため、長いWeb会議でもバッテリー切れの心配がありません。
周りの音を拾わないWeb会議環境を検討している方は、このヘッドセットを検討してみてください。
コンデンサーマイク
Razer Seiren Mini コンデンサーマイク
おすすめポイント
- 周りの音を拾わず、自分の声をクリアに拾ってくれる
- 内蔵式ショックマウントが振動を吸収
- USB接続なので、充電切れの心配なし
Razer Seiren Miniは、マイクの収音範囲が狭いため、声のみをクリアに収音します。
エアコンなどの周囲の雑音を拾うことがありません。
しかもプロレベルの音質で、自分の声だけを拾ってくれます。
内蔵式ショックマウントが振動を吸収して突発的なノイズを防いでくれます。
Web会議の打合せに集中しすぎ、オーバーアクションになり、ついうっかりマイクにぶつかり倒してしまっても衝撃音が相手に聞こえません。
USB接続なので、長時間の会議やセミナーでも充電切れの心配がありません。
Web会議で周囲の音を拾わないマイクをお探しの方にはおすすめです。
ZealSound USB コンデンサーマイク
おすすめポイント
- ノイズキャンセリング機能搭載で、周りの音を拾わず、自分の声がクリアに相手に伝わる
- PCだけでなく、iPhoneやandroidスマホにも接続できる
- ミュートキー、マイクボリュームキー、モニターボリュームキー、エコーキーを搭載
ZealSoundのコンデンサーマイクは、周囲の雑音を拾いづらい単一指向性マイクです。
ノイズキャンセリング機能を使えば、まわりのノイズがカットされ自分の声がクリアに相手に伝わります。
大きな声で話さなくても、ささやくような声で会議ができるので、自席でのWeb会議に最適です。
USBのインターフェースは、Type-A、Type-C、Lightningに対応していますので、PCだけでなく、iPhoneやandroidスマホでも使えます。
しかも、ミュートボタン、音量調整つまみ、音声チェック用の3.5mmイヤホン端子など、USBマイクとして十分な機能を備えていながら5000円を切る価格なので、初めてマイクの購入を検討している方にはおすすめです。
FIFINE USB コンデンサーマイク アームスタンド付き
おすすめポイント
- 単一指向性マイクとアームスタンド、ポップガードがセット商品
- 音量調整ノブ付き
- ショックマウントにより衝撃、振動が抑えられる
単一指向性マイクのFIFINE「T669」に、アームスタンド、ポップガードがセットとなったお得な商品です。
アームスタンドにより、マイクを最適な位置までスムーズに調節できます。
また、机上のスペースを有効に使えます。
音量調整ノブがついているので、ミュートから最大音量まで手元で調整でき便利です。
衝撃、振動を吸収できるショックマウントも付属され、マイク自体のノイズ低減技術と合わせて、周りの雑音やホワイトノイズを最小限に抑えられ、Web会議中に必要な音声だけしっかり拾えます。
サンワダイレクト USBマイク
おすすめポイント
- 単一指向/全指向の切り替えが可能
- 手元のダイアルでマイクボリュームとヘッドホンボリュームが調節できる
- ダイレクトモニタリング機能で自分の音声が確認できる
サンワダイレクト USBマイクの指向性は、周囲の音を拾いにくい「単一指向性」とマイクを中心に360度全方向の音を拾う「全指向性」の切り替えが可能です。
一人でWeb会議に参加する場合は、単一指向性にして、会議室で複数人で参加する場合は全指向性にで使うなど、使われるシーンに応じて使い分けができます。
手元にマイクボリュームとヘッドホンボリュームのダイヤルがあり、音量の調節が楽にできます。
マイクボリュームのダイヤルをマイナス方向に回し切るとミュートもできるので、離席する際にもサッと切り替えることができます。
また、ダイレクトモニタリング機能で、相手が聞いている声をリアルタイムに確認することができます。
自分の声や周囲のノイズが入っていないか確認できるので、安心してWeb会議に参加できます。
オーディオテクニカ AT2020USB-X USBマイク
おすすめポイント
- プロ向けエントリーモデル「AT2020」をUSB接続に変更した製品
- マイク本体にイヤホン端子を備え、自分の声とパソコンからの音を同時に聞ける
- ボタン一つでミュートにできる
オーディオテクニカ AT2020は、シリーズ累計100万台突破した高音質のマイクです。
本製品は、プロ向けエントリーモデル「AT2020」をUSB接続に変更したマイクで、高音質でのWeb会議ができます。
マイク本体にイヤホン端子を備え、ダイレクトモニタリングやミックスが可能です。
マイク前面のミュートタッチセンサーを配置しており、マイク音声をすばやく、かつ静かにミュートすることができます。
また、ミュートの状態は、一目で視認できるミュートインジケーターで確認できます。
収音中は青く、ミュート時は赤く点灯します。
Web会議中に、ミュートのまましゃべり続けることを防げます。
ダイナミックマイク
MAONO USB ダイナミックマイク
おすすめポイント
- ヘッドホン端子搭載の本格的なダイナミックマイクセット
- 横方向や後方からの音を拾いにくい
- 音楽製作にも使える音質
USBとXLR端子の両方に対応している単一指向性のダイナミックマイクです。
マイクにヘッドホン端子が付いており、遅延なく、録音をダイレクトに聞くことができます。
もちろん単一指向性なので、横方向や後方からの音を拾いです。
また、MAONO USB ダイナミックマイクは、音楽製作にも使える音質なので、自分の声がはっきり相手に伝わります。
Web会議だけでなく、動画配信にも使えるマイクをお探しの方にはおすすめです。
まとめ
この記事では、Web会議におすすめの周囲の音を拾わないマイクを紹介しました。
Web会議の質をアップさせたいと考えている方は、この記事を参考に自分にピッタリなマイクを見つけてください。
最後に今回紹介した商品を以下にまとめておきます。
マイクをお探しの方は詳細をチェックしてみてください。
