トラックボールマウスは、通常のマウスとは異なる操作方法を持つため、一部のユーザーから絶大な支持を受けています。
しかし、「本当に便利なの？」「普通のマウスと何が違うの？」と疑問を持つ方も多いでしょう。
本記事では、トラックボールマウスのメリット・デメリットを徹底解説し、どんな人に向いているのか、選び方のポイントも紹介します。
もくじ
トラックボールマウスとは？
トラックボールマウスとは、マウス本体を動かさずに、指でボールを転がしてカーソルを操作するマウスのことです。
通常のマウスが机の上を滑らせて操作するのに対し、トラックボールマウスはボールのみを動かすため、手首や腕を大きく動かす必要がありません。
トラックボールマウスの種類
トラックボールマウスには、大きく分けて3つの種類があります。
親指操作タイプ(初心者向け)
親指でボールを転がすタイプで、最も一般的です。
人差し指・中指操作タイプ(中〜上級者向け)
ボールがマウス中央に配置されており、人差し指や中指で操作するタイプとなります。
手のひら操作タイプ(上級者向け)
ボールが大きく、手のひらで転がすタイプ。より精密な操作が可能。
また、下図のような「縦型トラックボールマウス」という新しいタイプも登場しています。
これはエルゴノミクスデザイン(人間工学)を採用し、手首や腕の負担をより軽減するよう設計されています。
トラックボールマウスのメリット
1. 省スペースで場所を取らない
通常のマウスは動かすスペースが必要ですが、トラックボールマウスは本体を動かさないため、狭いデスクでも快適に使えます。
作業スペースが限られている場合に適しています。
2. 手首や腕の疲れを軽減できる
通常のマウスは、手首や腕、肩を頻繁に動かす必要があるため、長時間使用すると疲れやすくなります。
一方、トラックボールマウスは指先だけでカーソルを操作できるため、腕や肩への負担が軽減され、腱鞘炎予防にもなります。
縦型のエルゴノミクストラックボールマウスでは、腕を内側にねじる動作をせずに自然な姿勢で使用できるため、さらに負担を減らせます。
3. 精密なカーソル操作が可能
特に高機能なトラックボールマウスでは、細かいカーソル操作もスムーズに行えます。
カーソルの速度設定を適切に調整すれば、通常のマウスに近い操作感を得られます。
トラックボールマウスのデメリット
1. 定期的なメンテナンスが必要
トラックボールは、使っているうちにホコリや汚れが溜まりやすく、定期的にボールを取り外して清掃する必要があります。
ただし、最近のモデルではボールの取り外しが簡単にできるようになっており、掃除も手軽になっています。
2. 製品の種類が少ない
通常のマウスと比べると、トラックボールマウスの種類は限られています。
自分に合ったモデルを見つけるのが少し難しいかもしれません。
3. 慣れるまで時間がかかる
通常のマウスとは操作感が異なるため、最初は使いにくく感じることが多いです。
一般的には数時間〜数日で慣れる人が多いですが、違和感を強く感じる場合もあります。
トラックボールマウスの選び方
1. 操作タイプで選ぶ
トラックボールマウスには、親指、人差し指・中指、手のひらで操作するタイプがあります。
縦型トラックボールマウスも選択肢のひとつで、自分の手の大きさや操作感の好みに合わせて選ぶと良いでしょう。
2. 接続方式で選ぶ
USBレシーバーを使用するワイヤレス接続や、Bluetooth接続などがあります。
複数のデバイスで使う場合は、マルチデバイス対応のものを選ぶと便利です。
3. サイズとデザインで選ぶ
手にフィットするサイズや、持ち運びやすいコンパクトなデザインなど、使用シーンに合わせて選ぶことが重要です。
エルゴノミクスデザインのモデルも増えており、長時間使用する方にはおすすめです。
トラックボールマウスが向いている人・向いていない人
向いている人
- 手首や腕の疲れを軽減したい人
- デスクスペースが狭い人
- 長時間のデスクワークで肩こりや腱鞘炎が気になる人
向いていない人
- すでに使っているマウスに満足している人
- トラックボールのデザインが好きではない人
- 操作に慣れるまでの時間をかけたくない人
トラックボールの慣れるまでの期間と対策
トラックボールを使うと、初めは戸惑うかもしれません。
でも、慣れるまでは思った以上に早いです。
多くの人が3日から2週間で、使いやすくなるのです。
トラックボールを上手に使うためのコツは以下のとおりです。
- マウスポインターの動きを遅く設定する
- 毎日少しずつ練習する
- 感度設定を自分に合わせて調整する
- 休憩を定期的に取ることで疲れを和らげる
トラックボールを上手に使うためには、実際に使うことが大切です。
初めは難しいかもしれませんが、練習を続ければ上手くなります。
感度の調整は大切です。自分に合った感度で設定することが重要です。
| 慣れるまでの期間 | 推奨される対策 |
| 1-3日 | 基本操作の練習 |
| 1-2週間 | 感度調整と継続的な使用 |
| 2-3週間 | 高度な操作の習得 |
注意：個人差があるため、焦らずに自分のペースで慣れていくことが大切です。
おすすめのトラックボールマウス
Logicool(ロジクール) ワイヤレス トラックボールマウス M575
- 手首が疲れにくく、長時間の作業も快適
- 省スペースで使えて、デスクが狭くてもOK
- Bluetooth & USBレシーバー対応で接続が簡単
「Logicool ワイヤレス トラックボールマウス M575」は、長時間のPC作業でも手首が疲れにくく快適です。
通常のマウスと違い、本体を動かさず親指だけでカーソル操作ができるので、肩や腕への負担が少なく感じます。
さらに、省スペース設計なので、狭いデスクでも問題なく使えます。
BluetoothとUSBレシーバーの両方に対応しており、接続もスムーズ。
デスク環境をすっきりさせたい人や、作業効率を上げたい人にぴったりのマウスです！
エレコム ワイヤレス トラックボールマウス M-XT3DRBK-G
- 親指操作で直感的にカーソルを動かせる
- エルゴノミクスデザインで手にしっかりフィット
- DPI切り替え機能付きで作業に応じた調整が可能
「エレコム ワイヤレス トラックボールマウス M-XT3DRBK-G」は、親指で操作するタイプのトラックボールで、直感的にカーソルを動かせるのが魅力です。
手のひらにしっかりフィットするエルゴノミクスデザインで、長時間の作業でも疲れにくいと感じます。
また、DPI(カーソル速度)を2段階で切り替えられるため、精密な作業から素早い操作までスムーズに対応可能。
ワイヤレスなのでデスク周りもスッキリし、仕事や趣味で快適に使えるおすすめの一台です！
エレコム ワイヤレス(レシーバー付属) トラックボールマウス M-HT1DRXBK
- 大きめのトラックボールでスムーズな操作感
- 手のひら全体で支えるエルゴノミクスデザイン
- 8ボタン搭載で作業効率が大幅アップ
「エレコム ワイヤレス トラックボールマウス M-HT1DRXBK」は、大型のトラックボールを搭載しており、指先で軽く操作するだけでカーソルがスムーズに動くのが特徴です。
手のひら全体で支えられるエルゴノミクスデザインのおかげで、長時間の作業でも手が疲れにくく快適です。
さらに、8つのボタンが配置されており、ブラウザの戻る・進むなどの操作を素早く行えるので、作業効率が大幅にアップ。安定感のある操作性と多機能を求める人におすすめのトラックボールマウスです！
Kensington ワイヤレストラックボール K75370JP
- 大玉トラックボールで精密かつスムーズな操作
- エルゴノミクス設計で手の負担を軽減
- Bluetooth & USBレシーバー対応で柔軟な接続
「Kensington ワイヤレストラックボール K75370JP」は、大きめのトラックボールが特徴で、指先のわずかな動きでカーソルを正確にコントロールできます。
エルゴノミクス設計が採用されており、長時間の使用でも手首や腕が疲れにくく、快適に作業できます。
さらに、BluetoothとUSBレシーバーの両方に対応しているため、デスクトップPCでもノートPCでも簡単に接続可能。
省スペースで効率よく作業したい人や、精密なマウス操作を求める人におすすめのトラックボールマウスです！
サンワダイレクト トラックボールマウス エルゴノミクス 400-MAWBTTB190BK
- エルゴノミクスデザインで手首の負担を軽減
- 親指操作タイプで直感的にカーソルをコントロール
- Bluetooth & 2.4GHz無線対応で使い勝手抜群
「サンワダイレクト トラックボールマウス 400-MAWBTTB190BK」は、手首を自然な角度に保てるエルゴノミクスデザインで、長時間使っても疲れにくいのが特徴。
親指でトラックボールを操作するタイプなので、直感的にカーソルを動かせて快適です。
また、Bluetoothと2.4GHz無線の両方に対応しており、環境に合わせて接続方法を選べるのも便利。
デスクのスペースを有効活用しながら、快適に作業をしたい人におすすめのトラックボールマウスです！
まとめ
本記事では、トラックボールマウスのメリット・デメリットについて解説しました。
また、選び方のポイント、どんな人に向いているのかも紹介しました。
この記事を参考にあなたにぴったりなトラックボールマウスを見つけてください。
最後にこの記事で紹介したトラックボールマウスを記載しておきます。
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