薄型のノートパソコンやモバイルノートパソコンだと、USBポートが一つか二つしかありませんよね。
そんな時、USBポートを増設するために、使用するのがUSBハブです。
でもUSBハブからスマホが充電できなかったり、充電に時間がかかったりした経験はありませんか?
この記事では、その理由と対処方法、おすすめのUSBハブについて記載します。
もくじ
「バスパワー」タイプ/「セルフパワー」タイプ

USBハブには、「バスパワー」と「セルフパワー」の2種類があります。その違いを知ってかしこく使い分けましょう。
前者は、パソコンから電力を供給するタイプで、後者はACアダプターで直接電力を供給するタイプです。
「バスパワー」タイプとは
「バスパワー」タイプは、パソコンのUSBポートから電源供給を受けるものです。
ACアダプタが不要なので、USBケーブルをパソコンに差すだけなので、接続がシンプルです。
でも、マウスやキーボード、USBメモリなどの消費電力が少ない機器(消費電力100mA以下)の接続を想定しているので、スマホの充電など、電力が必要な機器との接続は適していません。
「バスパワー」タイプは、マウスやUSBメモリなど省電力の機器を使用するのに適しています。
「セルフパワー」タイプとは
「セルフパワー」タイプは、ACアダプタで電源供給を行うタイプのものです。
コンセントから電源供給されるため、外付けハードディスク、プリンタ、スキャナなど、消費電力が大きい機器の接続に適しています。
スマホの充電は、電力が必要となりますので、あなたが、USBハブでスマホを充電したいのなら、「セルフパワー」タイプのUSBハブを使いましょう。
「セルフパワー」タイプは、スマホの充電だけでなく、外付けハードディスクなど、消費電力が大きい機器を複数接続しても使うことができます。
スマホを充電するためのUSBハブを選ぶ時の注意点
USBハブでスマホを充電するときに注意するポイントを以下に記載します。
USBハブの最大出力電流は足りているか
スマホを充電するときに必要となる電流は1.5A(アンペア)~2Aです。
USBハブの最大の出力電流がそれより低いと、充電できない場合があります。
できたとしても、充電に時間が掛かります。
ゆっくり時間をかけてでも充電さえできれば良い場合は、それでも良いです。
でも、USBハブの出力電流が低いとスマホの充電に時間がかかりますので、最大の出力電力も確認してUSBハブを選びましょう。(下図の赤矢印部分)

「セルフパワー」タイプのUSBハブを使う
上記でも説明しましたが、「バスパワー」タイプのUSBハブは、消費電力が少ない機器の接続を前提としているので、スマホの充電には不向きです。
そのため、スマホを充電するためには、十分な電力を供給できる「セルフパワー」タイプのUSBハブを選びましょう。
「セルフパワー」タイプのUSBハブだと、急速充電で短時間に充電することができます。
上記のとおり、最大出力電流が1.5A~2A以上あるかも確認して選びましょう。
スマホの充電におすすめのUSBハブ
atolla USB3.0ハブ 電源付き

メーカー | Ruiwei |
ブランド名 | Atolla |
ポート数 | ・USB3.0データポート:4個 ・高速充電ポート:1個 |
サイズ | 14.8 x 13.1 x 5.4 cm |
重量 | 250 g |
私のイチオシは、Atolla USB3.0ハブです。
下図のように高速充電に対応した充電専用ポートがありますので、スマホの充電がスピーディーにできます。

USB3.0に対応したポートも4つ付いていますので、最大5Gbpsの速度でファイルを転送できます。画像やビデオのファイルを数秒で転送できます。
あなたが、USBハブでスマホを充電したいのなら、Atolla USB3.0ハブをぜひ使ってみてください。
まとめ
このページでは、スマホを充電するためのUSBハブを選ぶ時のポイントとおすすめの商品を紹介しました。
USBハブは、USBポートを増設するためには必要不可欠ですが、スマホの充電など、電力が必要な機器を接続するときには注意が必要です。
この記事を参考にして、ぜひ、あなたにぴったりのUSBハブを見つけてください。