動画編集ソフトではショートカットキーを駆使して編集作業をしていきます。
でもショートカットキーを覚えるのは大変ですよね。
このショートカットキーをデバイスのボタンに登録することができる左手コントローラーと呼ばれる動画編集用コントローラーがあります。
ショートカットをデバイスのボタンに登録することによって、大量の操作を片手で便利に操作できるようになります。
この記事では、動画編集用コントローラーの選び方、おすすめのコントローラーを紹介します。
この記事を参考に、編集作業の効率化のための導入を検討してみてください。
もくじ
動画編集コントローラーは必要?

動画編集は、キーボードとマウスがあれば操作はできるので、動画編集コントローラーは必須ではありません。
でも、動画編集コントローラーがあれば、作業効率は格段にアップします。
動画編集では、タイムラインの移動とカット、削除を繰り返し行います。
この操作をマウスやショートカットキーを使って行うのですが、その際に目線がキーボードに移ってしまい、編集点を見失うことがあります。
動画編集コントローラーを使えば、左手でショートカットキーの操作ができるため、目線の移動がなくなり、快適に編集作業を行うことができるのです。
動画編集コントローラーを使うメリット

動画編集コントローラーを使うメリットをまとめると以下のとおりです。
- よく使う機能をボタンで操作でき作業効率が上がる
- マウスでは微調整が難しい操作をダイアルで繊細に調整できる
- ノールックで作業できるので編集点を見失わない
動画編集コントローラーの選び方
動画編集コントローラーの選び方のポイントは以下の3つです。
- コスパで選ぶ
- 操作性で選ぶ
- 対応ソフトで選ぶ
それぞれについて以下に解説します。
コスパで選ぶ
動画編集コントローラーは、2万円〜7万円くらいします。
自分の使いたい機能が備わっており、予算内に収まるコントローラーを選びましょう。
多機能すぎて使わないのに高いだけのコントローラーは不要です。
また、安すぎて必要な機能が使えないのは、コントローラーの意味がありません。
機能をよく確認して、コスパの良いコントローラーを選んでください。
操作性で選ぶ
よく使う機能が、ボタンに設定できるか確認して選んでください。
ショートカットキーを設定できたり、マクロを登録できたりするものが良いです。
また、有線と無線のどちらが良いかも確認してください。
有線だとパソコンとの接続が安定しますが、線が邪魔に感じます。
無線だと机の上がスッキリしますが、電池切れで接続が切れることがあります。あなたの使い方に合わせて選んでください。
対応ソフトで選ぶ
動画編集ソフト用のプリセットが準備されているか確認しましょう。
例えば、プレミアプロ用のショートカットキーの割り付けが準備されていれば、それを選択するだけでコントローラーが使えるようになります。
でも、プリセットが準備されていなくても、設定用のソフトウェアで設定できるのであまり気にしなくても良いかもしれません。
おすすめ動画編集コントローラー
ここからは動画編集コントローラーのおすすめ2選を紹介します。
あなたの使い方に合ったものを選んでください。
TourBox NEO
おすすめポイント
- コスパを優先するならコレ!
- コンパクトなので、狭いスペースでも作業できる
- プリセットも充実しているので、設定が簡単
今回紹介するコントローラーの中では一番安くコスパが良いです。
コスパ優先の方には「TourBox NEO」がオススメです。
ボタンに機能を割り当てることができるので、自分の使いやすいコントローラーにカスタマイズできます。
ボタンの数は多くないですが、複数のボタンを組み合わせた設定もできるので、割り当てられる機能は多いです。
マウスと同じくらいの大きさなので、コンパクトで狭いスペースでも作業できます。
プリセットは、Premiere Pro、After Effects、Final Cut Proなどメジャーなものには対応しているので、設定が簡単で、購入後すぐに使えるようになります。あなたがコスパ重視のコントローラーをお探しなら、「TourBox NEO」を検討してください。
BRAIN MAGIC Orbital2(オービタルツー)
おすすめポイント
- ジョイスティックタイプのコントローラー
- 押す・倒す・回すの3動作で300以上のショートカットを登録できる
- 手の平サイズで指先の最小限の動作で操作できる
Orbital2は、ジョイスティックタイプのコントローラーです。
動画編集ソフトのショートカットキーを割り当てることができ、「倒す・回す・押す」のたった3操作で、より直感的にソフトウェアを操作することができ、操作性が格段に向上します。
Orbital2は、握りこむのではなく添えるような感覚で使用でき、手が脱力した状態で扱える形状になっていますので、長時間の作業でも手にかかる負担が少なく疲れにくい設計になっています。
ジョイスティックタイプのコントローラーをお探しなら、ぜひチェックしてみてください。
まとめ
この記事では、動画編集用コントローラーの選び方、おすすめのコントローラーを紹介しました。
この記事を参考に、編集作業の効率化のための導入を検討してみてください。
最後に今回紹介した商品を以下にまとめておきます。