働き方の多様化により、在宅ワークが定着した昨今、自宅で仕事を行う機会が増えたのではないでしょうか。
自宅でもオフィスと同じような効率で仕事したいですよね。
それには、液晶モニターがおすすめ!
在宅ワークに液晶モニターを導入することで、作業効率がアップします。
モニターが増えることで、画面に表示できる情報が増え、作業効率を大幅に上げることができます。
この記事では、液晶モニターのメリットとデメリット、目的別のおすすめの液晶モニターを紹介します。
この記事で紹介する私のイチオシ!
在宅ワークで液晶モニターをおすすめする3つの理由
まず、当サイトの管理人である私が在宅ワークで液晶モニターをおすすめする理由について、メリットとデメリットの両面からみていきます。


液晶モニターを導入する3つのメリット
私が在宅ワークで液晶モニターの導入をおすすめする理由は、次の3つのメリットがあるからです。
- 作業効率が大幅アップ
- 姿勢が良くなる
- 目が疲れにくい
それぞれについて、詳しく解説します。
作業効率が大幅アップ

液晶モニターを導入して画面の数を増やすと、作業効率を大幅にアップできます。
画面の数が多ければ複数のアプリケーションを並べて表示することができ、いちいち閉じたり開いたりする手間がありません。
私のように、サイト運営を行う場合、ウェブ制作アプリや下書きの文書作成ソフト、調査用のウェブブラウザ、装飾用のデザインソフトなど複数のアプリケーションを立ち上げて作業する必要があります。
あなたも、文書作成ソフトや表計算ソフトなど、複数のアプリケーションを起動して作業しているかもしれません。
そのような場合、液晶モニターを設置して画面を増やすことで、複数のアプリを混雑なく同時に扱えるようになります。
作業の効率を上げるため、液晶モニターの導入を検討してみてください。
姿勢が良くなる
液晶モニターを目線の高さに合わせて設置することで、自然と視線が上がり、姿勢が良くなります。
ノートパソコンだと画面が目線より低い位置になるため、どうしても視線が下に向き、気が付けば猫背で作業してしまいます。
そこで、液晶モニターがおすすめ。
目線の高さに設置することで姿勢がグッと良くなり、肩こりや腰痛の悩みから解放されます。
あなたが肩や腰の痛みに悩んでいるなら、液晶モニターを導入して快適な作業環境を手に入れましょう。
目が疲れにくい
大きな液晶モニターを選ぶことで、目の疲労を和らげることもできます。
あなたが目の疲れでお悩みなら、23インチ以上のものを選びましょう。
また、画面のちらつきを抑える「フリッカーフリー機能」や「ブルーライト軽減機能」がある液晶モニターを選べば、目の疲れをさらに抑えられます。
液晶モニターの導入は、目の疲れが気になる人にもおすすめです。
液晶モニター導入のデメリット
一方、液晶モニターにはデメリットもあります。
液晶モニターを導入するときは、次のデメリットがあることを頭に入れておいてください。
- 設置するスペースが必要
- ノートパソコンのバッテリーの減りが速くなる
- マウスカーソルがどこにあるかわからなくなる
これらについて解説します。
設置するスペースが必要
液晶モニターを導入するには、デスク上にモニターを置くスペースが必要となります。
少なくとも、幅50cm、奥行15cmくらいのスペースがないと液晶モニターを設置できません。
デスクの上に液晶モニターを置くスペースがない場合、モニターアームを使ってモニターを設置する方法もあります。
モニターアームについては、こちらのページを参照してください。
液晶モニターを導入する前に、デスクに十分なスペースがあるかを確認してください。
ノートパソコンのバッテリーの減りが速くなる
ノートパソコンをお使いの場合、液晶モニターを繋ぐことで、バッテリーの減りが速くなります。
画面への出力が増えるので、その分、ノートパソコンの消費電力が上がるためです。
バッテリー切れを防ぐには、電源につないだ状態で作業してください。
ただ、在宅ワークでは、電源につないだ状態で作業することがほとんどだと思いますので、そのような心配は不要かもしれません。
マウスカーソルがどこにあるかわからなくなる
液晶モニターを複数並べて作業していると、マウスカーソルを、見失ってしまうことがあります。
それを防ぐには、マウスのプロパティで、「Ctrlキーを押すとポインタの位置を表示する」に☑を入れておいてください。
マウスカーソルを見つけやすくなります。
Windowsの場合、以下の赤枠のところに☑を入れてください。

この設定をしておけば、Ctrlキーを押すとマウスカーソルの位置を〇で強調して表示してくれるので、マウスカーソルをすぐに見つけることができます。
このように、液晶モニターには、メリットとデメリットの両面があります。
とはいえ、デメリットのほとんどはさほど問題にならないか、補うことが可能。
液晶モニターを導入するメリットの方が上回ります。
あなたが PC 作業の効率を上げたいなら、液晶モニターを迷わず使うことおすすめします。
液晶モニターを選ぶときの5つのポイント

ここからは、液晶モニターの選び方のポイントについて解説します。
それは、次の5つです。
- 画面解像度
- 画面サイズ
- 液晶の光沢の種類
- パソコンとの接続方法
- モニターの高さ調整と回転機能
それぞれのポイントについて紹介します。
画面解像度

液晶モニターは、まず目的に合った解像度のものを選ぶようにしてください。
液晶モニターの主な解像度は以下の4つです。
- フルHD
- WUXGA
- WQHD
- 4K
パソコンでどのような作業をするかによって、適切な解像度が決まります。
フルHD
フルHDの画面解像度は1920×1080です。
液晶モニターで一番普及しているのが「フルHD」です。
あなたが、表計算ソフトや文書作成ソフトを使って在宅ワークをするのであれば、「フルHD」が最適です。
WUXGA
WUXGAの画面解像度は1920×1200です。
横幅はフルHDと同じですが、縦に120ピクセル長いため、表計算ソフトや文書作成ソフトを使う際、縦方向に表示される情報が増えます。
予算に余裕があるなら、WUXGAの液晶モニターを選びましょう。
WQHD
WQHDの画面解像度は2560×1440です。
フルHDの約1.8倍の情報を表示できます。
WQHDは、複数のアプリケーションを同時に表示して作業する場合に適しています。
4K
4Kの画面解像度は3840×2160です。
フルHDの約4倍の情報を表示することができます。
4Kの高画質であるため、在宅ワークだけでなく、動画鑑賞やゲームも楽しみたい人におすすめです。
高画質な液晶モニターを求めるなら、4Kの液晶モニターを検討してみてください。
ただ、多くの情報を表示できる反面、文字が小さくなるため、画面が大きい液晶モニターでないと読みにくいかもしれません。
液晶モニターは、上記を参考に、あなたの目的に合った解像度のものを選ぶようにしてください。
画面サイズ
画面解像度と併せてチェックしたいのが、画面サイズです。
スペースと使いやすさを踏まえて、ベストな画面サイズのモニターを選びましょう。
フルHD、WUXGAであれば、21.5~23.8インチのモニターがベストです。
職場のモニターも21.5~23.8インチが多いため、違和感なく、在宅ワークができます。
WQHD、4Kでは表示できる情報量が多くなりますので、27インチ以上のものが見やすく、おすすめです。
画面サイズは、スペースを確認した上で、液晶モニターの解像度に合ったものを選んでください。
液晶の光沢の種類
液晶モニターには、「非光沢液晶モニター」と「光沢液晶モニター」の大きく2種類があります。
あなたの作業の内容に合わせて都合の良い方を選んでください。
非光沢液晶モニターは外部の光が反射しにくく、液晶モニター画面に自分の顔や室内の照明などの映り込みを防ぐことができます。
外部の光が反射しにくいため、目への負担が軽く、長時間、画面を見ていても目が疲れにくいというメリットがあります。
一方、「光沢液晶モニター」は、コントラストがはっきりしているため、メリハリのある美しい見え方になります。
そのため、デザインや動画編集など、クリエイティブ用途に向いています。
表計算や文書作成ソフトの使用、長時間の作業をする場合は、「非光沢液晶モニター」、
写真や動画など、画質が美しく見えた方が良い場合は、「光沢液晶モニター」がおすすめです。
パソコンとの接続方法を確認
ノートパソコン側で準備されている出力端子に、液晶モニターが対応しているか確認しましょう。
HDMI端子のあるモニターが最近の主流です。HDMI端子なら映像と音声の両方を送受信できるため、映像用、音声用とケーブルを別々でつなぐ必要はありません。
ただ、液晶モニターによっては、USB Type-C接続のものもあります。
液晶モニターとノートパソコンの双方の接続方法が一致していることを確認してください。
また、液晶モニターには、HDMIのケーブルが付属していないものもあります。
その場合はケーブルを別途用意する必要がありますので注意が必要です。
画面の高さ調整と回転機能
液晶モニターを選ぶときは、画面の高さ調整と回転の機能が付いているかも、チェックしておきたいポイントです。

高さ調整と回転機能の有無で、使い勝手は段違い。
高さ調整の機能があれば、目線の高さに合わせてモニターを設置できるため、疲れにくいです。
回転機能があると、画面を回転して縦表示することができます。
文書作成ソフトやウェブ画面など、縦長のドキュメントを表示するときに便利です。
液晶モニターは、高さ調整と回転機能があるものをおすすめします。
あなたの仕事の内容とパソコン環境に合わせて、液晶モニターを選んでください。
在宅ワークにおすすめの液晶モニター
ここからは、おすすめの液晶モニターを紹介します。
上述の解像度ごとに紹介しますので、液晶モニターを選ぶときの参考にしてください。
【フルHD】(1920×1080)
Dell S2421HS 23.8インチ

画面サイズ | 23.8インチ |
解像度 | フルHD(1920×1080) |
接続端子 | DisplayPort、HDMI(スピーカー非搭載) |
調整機構 | 高さ調整、回転機構 |
光沢の種類 | 非光沢 |
Dell S2421HS 23.8インチは、在宅ワークなどのデスクワークに適したモニターです。
スタンドの座面部分もコンパクトで、机上のスペースを占有しない作りになっています。
フリッカーフリー機能とブルーライト軽減機能も搭載しています。
高さ調整と回転機構も、もちろん付いています。
Dell S2421HS 23.8インチは、コストパフォーマンスに優れた、在宅ワークをしている方に人気の製品です。
残念な点としては、スピーカーが搭載されていないことですが、コストを考えるとしょうがないかなと思います。
【WUXGA】(1920×1200)
EIZO FlexScan EV2360-BK 22.5インチ

画面サイズ | 22.5インチ |
解像度 | WUXGA(1920×1200) |
接続端子 | D-Sub、DisplayPort、HDMI(スピーカーあり) |
調整機構 | 高さ調整、回転機構 |
光沢の種類 | 非光沢 |
EIZO FlexScan EV2360は、上・右・左の3辺のフレーム幅が狭いフレームレスモニターです。
フレームの幅が狭いので、パネルの表示領域の幅が488.2mmなのに対し、本体の幅は499mmとコンパクト。
デスクに置いたときの圧迫感がありません。
高さ調整、回転機構などの在宅ワークに必要な機能は全てそろっているので、高めの価格にも納得がいきます。
高解像度の液晶モニターをお探しなら、EIZO FlexScan EV2360がおすすめです。
【WQHD】(2560×1440)
Dell S2721DS 27インチ

画面サイズ | 27インチ |
解像度 | WQHD(2560×1440) |
接続端子 | DisplayPort、HDMI(スピーカーあり) |
調整機構 | 高さ調整、回転機構 |
光沢の種類 | 非光沢 |
WQHDなら27インチがおすすめです。
WQHDの解像度で作業効率が大幅に上がります。
ベゼルが薄く、美しいデザインなところもおすすめポイントです。
Dell S2721DSなら、在宅ワークだけでなく、動画鑑賞やゲームにも適しています。
仕事からプライベートまで幅広く使えるモニターです。
【4K】(3840×2160)
LG 32UN550

画面サイズ | 31.5インチ |
解像度 | 4K(3840×2160) |
接続端子 | DisplayPort、HDMI(スピーカーあり) |
調整機構 | 高さ調整、回転機構 |
光沢の種類 | 非光沢 |
予算を抑えつつ、31.5インチの4Kモニターをお探しなら、この商品がおすすめです。
高さ調整と画面の回転機構、さらに眼精疲労を軽減する機能も備えて、4万円台で購入可能。
しかも、モニター内蔵としてはかなりパワフルな、5Wのスピーカーを搭載しています。
コスパの良い4Kモニターをお探しの方にはおすすめの商品です。
まとめ
いかがでしょうか。
この記事では、在宅ワークにおすすめの液晶モニターを紹介しました。
最後に、このページで紹介した液晶モニターをまとめておきます。
商品 | S2421HS 23.8インチ | FlexScan EV2360-BK 22.5インチ | S2721DS 27インチ | 32UN550 |
商品画像 | ![]() |
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メーカ | Dell | EIZO | Dell | LG |
画面サイズ | 23.8インチ | 22.5インチ | 27インチ | 31.5インチ |
解像度 | フルHD(1920×1080) | WUXGA(1920×1200) | WQHD(2560×1440) | 4K(3840×2160) |
接続端子 | DisplayPort、HDMI(スピーカー非搭載) | D-Sub、DisplayPort、HDMI(スピーカーあり) | DisplayPort、HDMI(スピーカーあり) | DisplayPort、HDMI(スピーカーあり) |
調整機構 | 高さ調整、回転機構 | 高さ調整、回転機構 | 高さ調整、回転機構 | 高さ調整、回転機構 |
光沢の種類 | 非光沢 | 非光沢 | 非光沢 | 非光沢 |
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これらの中から、解像度やサイズ、調整機構の有無など、あなたにぴったりなものを選んでください。
ぜひ、在宅ワークに液晶モニターを導入して快適に作業しましょう。