濃厚接触者になってしまった!など、突然出社できなくなり在宅ワークを強いられることがあります。
でも、会社のパソコンは、自宅に持って帰っていないし、でも仕事は気になるし。
そんな状態の対応のため、自宅のiPadで、在宅ワークの業務がどこまでできるか気になり調査してみました。
この記事では、iPadでの業務を試してみた結果、何ができて、何ができないかを考察してみました。
iPadでの在宅ワークを検討しているあなた、ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
iPadで在宅ワークできる業務

※ 前提として、以下の条件で検証してみました。
・会社では、Windowsパソコンを使用。
・イントラネットには接続できない。
・インターネット接続はできる。
この条件でiPadを使って、在宅ワークはどこまでできるのか検証してみました。
結果は、以下の業務であれば、iPadでの業務は可能でした。
- メールの送受信
- Web会議
- Microsoft Officeのデータ編集
それぞれについて、以下に解説します。
メールの送受信
会社のメールをGmailと同期できるように設定しておけば、Gmailで会社のメールの送受信ができます。
そのため、iPadにGmailアプリをインストールするだけで、メールの確認や返信などの業務ができます。

意図せず在宅ワークとなっても、取引先や社内のメールは気になりますよね。
この方法を使えば、iPadでメールの送受信の業務ができますので、ぜひGmailとの同期設定をしておいてください。
Web会議

TeamsやzoomなどのWeb会議は問題なくできます。
TeamsやzoomなどのアプリもiPad用のものが準備されているので、アプリをインストールすれば参加できます。
ただ、会議中のメモは取りにくいです。
メモをとるためのアプリを前面に出すと、Web会議用のアプリが後ろに隠れてしまい、共有画面が見えないという欠点があります。
その欠点を補うために、手書きでのメモが必要となります。
そんなときに、役立つのが電子メモ帳です。
電子メモ帳については、こちらで解説しているので、参考にしてください。

Microsoft Officeのデータ編集
iPad用のMicrosoft Officeアプリを使えば、Microsoft Officeのデータ編集ができます。

完全にデスクトップアプリケーション版の機能が利用できるわけではありませんが、使い方によっては、在宅ワークでの業務に支障はありません。
もちろんあなたの業務に耐えうるかは、業務内容に依存するので実際に試してもらうしかないとは思います。
iPad用のMicrosoft Officeアプリをインストールしておけば、メールで送られてきたMicrosoft Officeのデータの閲覧や、修正は問題なくできるので、ぜひ試してみてください。
iPadで在宅ワークにはキーボードを準備しよう
上述の業務を行うために、外付けのキーボードを準備しましょう。
iPadには、標準のソフトウェアキーボードがありますが、画面の半分が隠れてしまうので、外付けのキーボードがあったほうが効率は良いです。
iPad用のキーボードの選択肢はいくつもあります。
以下に私が厳選したキーボードを紹介しますので、参考にしてください。
Apple iPad(第10世代)用Magic Keyboard Folio – 日本語
おすすめポイント
- 安心のアップル純正品
- スリムで頑丈なカバーとなり、iPadの前面と背面を守る
- 角度調整できるスタンド付き
もっともスタンダードな選択肢です。
iPadに合わせて作っているので、接続性やデザインがGood。
ただ、高額なのが残念なポイント。
価格がネックとなるなら、サードパーティ製の廉価版も検討してみてください。
Inateck iPad キーボードケース
おすすめポイント
- 薄型・超軽量のため、iPadの持ち運びがラク
- 便利なショートカットキーがあるので、ワンクタッチで機能を呼び出せる
- バッテリーは2〜3時間の充電で、約90日間使用できる
iPadのカバーとなる一体型のキーボードです。
キーボードの厚さは0.5cm、重量はわずか328gなので、つけたままでもiPadの持ち運びが苦になりません。
専用のショートカットキーがあり、画面の明るさ調整、ボリューム調整、言語変更などの機能をワンクタッチで呼び出せます。
接続はBluetoothですが、ペアリングも簡単にでき、接続も簡単です。
なんといっても、価格が安いので、在宅ワークで気軽にキーボードを購入するには、ハードルが低いです。
初めてキーボードの購入を検討している方は、Inateck iPad キーボードケースを検討してみてください。
エレコム Bluetoothキーボード 超薄型 充電式
おすすめポイント
- わずか5.3mmのウルトラスリム設計
- マルチペアリングに対応
- 電池交換がいらない充電式
最薄部わずか5.3mmのウルトラスリム設計で、iPadと一緒にカバンに入れてスッキリ持ち運べます。
Bluetoothは、最大3台までのデバイスをペアリングできるマルチペアリングに対応しています。
iPad以外に、iPhoneやパソコンとも接続して使うこともできます。
繰り返し充電可能なリチウムイオン電池を搭載。
そのため、煩わしい電池交換が要りません。
iPadと一体になる必要がなく、キーボードを追加したいとお考えの方は、このタイプのキーボードも検討してみてください。
iPadで在宅ワークできない業務
ここまではiPadで在宅ワークできるものを紹介してきましたが、以下のような業務には使えないと考えています。
- Windowsでしか動作しないアプリを使った業務
- イントラネットで社内のネットワークに接続しないとできない業務
- アプリケーション開発などの開発業務
など、やはりiPadだけではできない業務は多いと感じています。
結局、iPadで在宅ワークできるの?
この記事での結論としては、「やってやれなくはない」といったところです。
業務内容が、Web会議が中心で、メールのやり取りと、打合せ結果をまとめて報告するということはできます。
でも、がっつり在宅ワークの業務がこなせるかというと、それはできないと感じました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
最後に今回紹介した商品を以下にまとめておきます。
iPadのキーボード選びの参考にしてください。