パソコンの記録媒体として主流になっている「SSD」(ソリッド・ステート・ドライブ)。
SSDはフラッシュメモリを使用した記憶媒体で、ファイルの読み書き速度が早いのが特徴です。
SSDにはいろいろな容量がありますが、そのなかでも1TBのSSDは汎用性が高くおすすめです。
この記事では、1TBをおすすめする理由、選び方のポイント、おすすめのSSDを紹介します。
あなたのSSD選びの参考にしてください。
もくじ
1TBのSSDをおすすめする理由

私は、SSDの中でも、1TBのものをおすすめします。
Web会議の動画を記録として残しておくなど、動画や写真などのイメージデータを保存している場合、250GBや500GBだと、すぐいっぱいになってしまいます。
では、2TBにすればよいと思うかもしれませんが、容量が増えた分、コストが高くなってしまいます。
そのため、コストと容量のバランスを考えると、1TBが最適です。
バリバリに動画編集を行う方は、2TB以上が必要となりますが、そうでなければ、1TBあれば十分です。
SSDのメリット・デメリット
SSDのメリット、デメリットは、以下のとおりです。
SSDのメリット
SSDのメリットは、HDDに比べて衝撃に強く、作動音も静か、電力の消費も少ないという点です。
また、ファイルアクセスがHDDと比べると非常に早いため、ストレスなくパソコン作業ができます。
SSDのデメリット
SSDのデメリットは、HDDと比べると値段が高いということです。
記憶容量が増えれば増えるほど、コストが高くなります。
SSDを選ぶときの3つのポイント
SSDは、HDDに比べると高額です。
そのため、以下のポイントを確認して最適なSDDを見つけてください。
- 内蔵か外付けかで選ぶ
- データの転送速度で選ぶ
- 耐衝撃性も確認
内蔵か外付けかで選ぶ

SSDには外付けタイプと内蔵タイプがあります。
外付けタイプはUSBポートに接続して拡張ディスクとして使用可能で、携帯性が高い特長があります。
一方で、内蔵タイプはパソコンやゲーム機器などの内部に取り付けて使用します。
既に内蔵ディスクが有り、ディスク容量を増やしたい方は、外付けタイプ、内蔵ディスク自体をSSD化したい場合は、内蔵タイプを選ぶようにしましょう。
データの転送速度で選ぶ
SSDを快適に使用するためにもデータの読み書き速度は重要です。
そのためSSDは、USB3.0に対応したものを選びましょう。
USB3.0なら最高で5Gbpsのデータ転送ができます。
でも、接続するノートパソコンがUSB3.0に対応していないと最大のパフォーマンスは出せません。
あなたのノートパソコンが、USB3.0対応か確認してください。
耐衝撃性も確認
SSDは、振動や衝撃に強いものを選びましょう。
持ち運ぶ際に、落としたり、ぶつけたりするかもしれません。
そのため、耐衝撃性にすぐれたモデルを選びましょう。
以下で紹介している商品はどれも、衝撃と振動に強いモデルです。
【内蔵型】1TBのSSDおすすめ3選
まずは、内蔵型の1TBのおすすめSSDを紹介します。
Crucial クルーシャル SSD 1TB(1000GB) BX500
私のdynabookをSSD化した時に使用したのが、このクルーシャルのSSDです。
SSD化する前は、PCの起動に10分以上かかっていましたが、このSSDに変えてからは起動時間が1/10となり、爆速化しました。
HDD→SSDへ交換した手順については以下の記事を参照してください。

私が、クルーシャルのBX500を選んだ理由は、コスパです。
1TBで1万円前後だったのと、HDDのクローンを作成するソフトが付いていたからです。
HDDをSSDに交換したい方や、小さい容量のSSDを1TBに置き換えたいとお考えの方は、検討してみてください。
Sandisk(サンディスク) 内蔵 SSD Ultra 3D 1TB 2.5インチ 「SDSSDH3-1T00-G26」
プロ向けの高速・高品質SDカードでも有名な「サンディスク」ブランドのSATA対応SSDです。
最大読み出し速度 560MB/秒、最大書き込み速度 520MB/秒で、SATA対応SSDとしてはトップクラスの性能を実現しています。
しかも、メーカ保証5年付きですので、安心して使えます。
信頼性と性能を重視する方におすすめの製品です。
Samsung (サムスン) 1TB 2.5インチ 内蔵型SSD 「MZ-77E1T0」
世界的電子機器メーカ「Samsung」のSATA対応SSDです。
連続読み取り速度と連続書き込み速度は、それぞれ最大で560MB/秒と530MB/秒と性能も高く、信頼性も高いので安心して使えます。
こちらもメーカ保証5年付きです。
【外付け】1TBのSSDおすすめ3選
次に外付けの1TBのおすすめSSDを紹介します。
エレコム 外付けSSD 1TB USB3.2(Gen2)「ESD-EPKシリーズ」
「ESD-EPKシリーズ」は、USBメモリーサイズで持ち運びや収納に便利な超小型ポータブルSSDです。
しかもキャップレスなノック式。
本体をUSBポートから抜くと自動でUSB部分を収納してくれるので、キャップを紛失する心配もありません。
データ転送は、読み込み最大600MB/s、書き込み最大500MB/sなので、内蔵ディスクと同じようなアクセスができ、ストレスなく使えます。
持ち運びに便利なポータブルSSDをお探しなら、エレコム「ESD-EPKシリーズ」を検討してください。
アイ・オー・データ スティックSSD 1TB USB3.2(Gen2)「SSPM-US1K/E」
上記の商品と同様にUSBメモリーサイズのスティック型の外付けSSDです。
読み込み最大600MB/s、書き込み最大500MB/sとなっています。
テレビ番組の録画に対応しているのもポイント。
テレビのUSBポート部分に差し込むだけで利用できるため、壁掛けや壁掛けテレビにもスムーズに接続できます。
静音性に優れた製品で、作動音を気にせずにテレビを視聴可能です。
バッファロー SSD 外付け 1TB USB3.2(Gen2)「SSD-PST1.0U3BA/N」
バッファロー史上最小・最軽量のSSDです。
接続時の飛び出し幅が、約17mmでノートパソコンに挿したまま使っていても気になりません。
重さも約4.5gしかなく、持ち運び時にも気になる重さではありません。
ノートパソコンに、挿すだけで手軽に容量拡張をお考えの方にはおすすめです。
まとめ
いかがでしょうか?
この記事では、1TBをおすすめする理由、選び方のポイントを紹介しました。
ぜひ、あなたのSSD選びの参考にしてくださいね。
最後に、このページで紹介したSSDをまとめておきます。